⑤肩関節周囲炎の症状、リスク因子(理学療法診療ガイドライン)

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はじめに

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肩関節周囲炎っていわゆる五十肩のことですよね!
リハビリ必要なんですかね?

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肩関節周囲炎は肩の痛みや拘縮などに繋がり、慢性化やADLに支障をきたす場合もあります。今日はまず、肩関節周囲炎の症状とガイドラインを少し見ていきましょう!

肩関節周囲炎の症状

疼痛

主に運動時痛夜間時痛を認め、重症例では安静時痛が生じることもあります。

運動時痛については、どのような姿勢どの程度運動範囲で疼痛が誘発されるか重要です。本人に疼痛が誘発される動作を確認してもらい、なるべく疼痛なく生活できるよう指導を行います。リハビリ中においても疼痛範囲を把握し、基本的には疼痛を誘発せずに関節可動域練習を実施できるよう配慮します。

夜間時痛については、何時ごろ出現するのか?痛みで目覚めたときはどんな姿勢かについて問診することが重要です。痛みの誘発が特定の肢位によるものであれば、寝ているときの姿勢に対するポジショ二ングが必要です。

安静時痛の場合は、肢位によって疼痛が変化するかを評価し安楽肢位をみつけ、ポジショニングを検討します。

関節可動域制限

炎症の痛みによる関節可動域制限が主になるため、関節可動域全方向において制限が生じることが特徴です。そのまま拘縮する可能性もあるため、初期から愛護的にROM練習を進めていくことも重要になります。

病期によって異なりますので、後日病気ごとに整理したいと思います。

筋力低下は伴わない

肩関節周囲炎の場合、それによる筋力低下は基本的には起こりません。

二次的に不動期間が生じたりすると廃用性に筋力が低下することはある程度あるとは思います。

②リスク因子について(理学療法診療ガイドライン)

推奨グレードBでリスク因子として糖尿病(特に1型糖尿病)、肩関節術後甲状腺疾患高脂血症職業(デスクワーク)があります。

推奨グレードCでは、心臓手術心臓カテーテルパーキンソン病クモ膜下出血があげられています。

考察

  • 肩関節周囲炎では、疼痛管理としてポジショニングや生活指導が重要です。
  • 全方向の可動域制限と疼痛により拘縮を予防しつつ、愛護的に介入していくことがポイントになります。
  • その介入内容に関しては、病期が重要になりますので、次回は病期についての記事を書いて整理していきたいと思います。

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