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⑦肩関節不安定症の症状と特徴・種類

2018 2/02
⑦肩関節不安定症の症状と特徴・種類
目次

はじめに

新人Aのアイコン画像新人A

肩腱板損傷、肩関節周囲炎について勉強してきましたが、今度担当する患者さんは肩関節不安定症という診断でした。あまり学校でも勉強してこなかったのでどうすれば良いでしょうか。

澁澤のアイコン画像澁澤

そうですね。肩関節不安定症についてあまり馴染みのない方も多いかもしれませんね。今回は、肩関節不安定症とはどういうものか一緒に確認していきましょう。

肩関節不安定症の種類について

外傷性or非外傷性

外傷性肩関節不安定症

関節唇損傷(Bankart損傷:バンカート損傷)

上腕骨頭外側欠損(Hill Sachs損傷:ヒルサックス損傷)

非外傷性肩関節不安定症

関節損傷なく脱臼

単方向性or多方向性

単方向性

外傷性が多い

多方向性

非外傷性が多い

肩関節不安定症の症状と特徴

症状

  1. 脱臼不安感
  2. 疼痛
  3. 違和感
  4. だるさ

特徴

  1. 前方不安定性が多い
  2. 肩甲下筋の損傷・筋力低下を伴いやすい
  3. 肩周囲の運動機能低下は少ない(肩甲胸郭、体幹、姿勢など)
  4. 深部感覚(関節覚など)低下

外傷性肩関節不安定症について

バンカート損傷とは

再脱臼する原因は現在もっともよく知られているものが、関節唇損傷と呼ばれるものであり、それがバンカート損傷です。

関節唇が脱臼時にはがれるので、脱臼する道が出来てしまい、脱臼を繰り返すと言われています。

ヒルサックス損傷とは

バンカートは関節窩側の損傷であるのに対して、ヒルサックスは上腕骨側の損傷である。

多方向性不安定症について

症状と特徴

  • 肩甲骨運動低下、運動異常(外旋、上方回旋が減少)
  • 筋力低下(腱板筋、肩甲骨周囲筋、体幹)
  • 表層筋(大胸筋、広背筋、三角筋)の過緊張
  • 全身の関節弛緩性を有しやすい
  • 姿勢不良
  • 深部感覚(関節覚など)低下

考察

肩関節不安定症では、外傷性損傷のバンカート損傷とヒルサックス損傷が有名です。

肩関節不安定症では、関節覚に問題が生じたり、周囲の運動機能低下になりにくいこと、肩甲下筋の筋力低下と前方不安定性といった特徴があります。

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