VR(仮想現実)リハビリテーションについて

こんばんは。本日は2月10日に日本経済新聞で取り上げられていた記事で、VRを使ったリハビリを実施し、職員の負担軽減に一躍をかっているとの記事がありました。VRをについてはいずれリハビリでも活用していけそうだなと思っていましたが、もう実践しているところはやっているんだなと改めて思いました。

目次

VRリハビリの利点

VRを用いることで記事の中では3点メリットを上げていました。

①VRを用いてゲーム感覚でリハビリを取り組める

②リハビリを嫌がっていた患者様が主体的に取り組める

③リハビリを嫌がっていた患者様のリハビリを促すスタッフの負担軽減

VRを用いたリハビリとして、上記3つが上がっていたのは私的には意外でした。

確かに上記の利点はあるかもしれませんが、リハビリの効果という方向、半側空間無視や脳卒中のリハビリなどに活用していくことを想定していました。しかし、例として肩のリハビリに活用していることがあげられていたので、本当に肩の運動、筋トレ、エクササイズとしていの活用なのかなって感じがしました。まずは、少しずつリハビリに活用していくことからなのかなというところもあります。

ただし、③のスタッフの負担に対しての効果については、そうなのかな?疑問もあります。実際肩のリハビリとして、 職員を罵倒したり、暴力を振るったりする患者もいるとの記載もありましたが、そういったケースはそれほど当院ではいないからかもしれませんが、リハビリの内容や促し方、説明の方法などのスキルとも関係してくるような気がします。一概には言えませんが、そのあたりも理学療法士のスキルとしては重要だとは思います。また、VR中の患者様と同行している理学療法士については、どのように専門性を発揮していくかについても検討していく必要があります。ただ、理学療法士ではなくてもご家族の方が同行しても同様に行えるのであれば、自主練習としてリハビリ以外の時間に実施してもらうことで、疾患別の算定をせず、リハビリ練習時間を増やすことができるため、自主トレツールとして活躍できる可能性もあり、やはり今後の展開については期待でしかないと思います。

VRリハビリのデメリット

デメリットとしては、職員にその知識が必要であり、職員の勉強が必要になります。また、導入するための費用、導入するための知識、病院への必要性をアピールし、購入してもらうことなどがあると思います。しかし、VRの話題性も含めて考えると、可能性は大きいし、実際に使用していた病院での入職希望者も増えているそうで、メリットが大きいので、うまくプレゼンテーションを行い、病院に購入してもらえるようにすることも面白いなと思います。また、学会発表などにも繋がえることができるし、研究材料にもなるし良いなと思います。デメリットを書くつもりでしたが、メリットが大きいことを改めて実感することとになりました。

あとは、エビデンスの問題もあると思います。VR練習のエビデンスはまだないと思いますが、他の練習に比べてVRでの練習を選択することでしっかりと結果を出せるかはまだわからないところです。現状での使用方法では、デイサービスなどの練習としては有効な気がしますが、理学療法士が行う専門的な練習や機能練習として考えると、しっかり問題点に対してアプローチができるのか?他のアプローチと組み合わせて効果を挙げられるか?などいろいろ工夫の余地があり、うまく導入していくことを新たに生み出していく思考が必要かと思います。

まとめ

VRをうまく活用することで、疾患別算定料の軽減、機能練習をしっかりおこなってから課題思考型のアプローチへ切り替えるところで使う、脳卒中のリハビリとして使うなど今後活用が期待されていきます。ただ、現状ではまだまだ発展途上な部分であり、十分な効果を上げるためにはもう少し工夫が必要な気がします。今後のリハビリの内容が大きく変わる可能性もふくめ、楽しみだと思います。

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