膝蓋骨骨折の自宅リハビリ!時期別の自主トレと注意点を解説

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膝蓋骨骨折の自宅リハビリ!時期別の自主トレと注意点を解説
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膝蓋骨を骨折されたご家族が退院してきたものの、自宅でどこまで動かしていいのか分からず、悪化させてしまわないかとヒヤヒヤされている方も多いのではないでしょうか。

私も理学療法士として、こうしたご不安には日々向き合っていますね(正直、加減が分かりづらいお気持ち、とてもよく分かります)。

この記事では、固定期間中から正座復帰までの時期ごとに、自宅で行うべき自主トレの内容と注意点を具体的にお伝えしていきます。

膝蓋骨骨折は「膝を伸ばす力」の回復が鍵となるため、時期に応じた正しい負荷を守っていただければ、専門的な訓練の多くをご家族の手で安全に支えていくことができますよ。

自宅リハビリや自主トレ全体の考え方は自宅リハビリの自主トレガイドで、骨折後の自宅リハビリ全体の進め方は骨折後の自宅リハビリの進め方でまとめていますので、あわせてご覧ください。

目次

膝蓋骨骨折は自宅リハビリで正しく行えば膝機能を取り戻せる

膝蓋骨骨折は自宅リハビリで正しく行えば膝機能を取り戻せる

膝蓋骨骨折は、正しい手順で自主トレを積み重ねれば、日常生活に必要な膝機能をしっかり取り戻せる骨折だと感じています。

とはいえ、我流で頑張りすぎるのは禁物です(私自身も頑張りすぎる傾向があるので、無理をせず継続できるペースで行うことの大切さは人一倍実感しています)。

通院でのチェックと自主トレの組み合わせが回復の鍵

回復を後押しするのは、以下の組み合わせです。

  • 通院時のチェック:可動域や骨癒合の状態を専門家が確認
  • 自宅での自主トレ:許可された範囲内でのコツコツとした継続

どちらか一方だけでは、なかなかうまくいきません。通院でのチェックがあるからこそ、自宅トレの内容も安心して調整できる、いわば両輪の関係です。

医師や理学療法士の許可なく進めてはいけない理由

特に固定除去前は、膝を曲げる角度や負荷量を自己判断で進めると、せっかく癒合しかけた骨にダメージを与えかねません。

「早く良くなりたい」という焦る気持ちは分かりますが、そこはぐっとこらえてください。痛みや腫れ、熱感が強いときは自主トレを中止し、必ず主治医に相談していただけると安心です。

固定期間中は自宅でのパテラセッティングが筋力低下を防ぐ

膝蓋骨骨折の固定期間中は、どうしても筋力低下が気になりますよね。

でも大丈夫です、動かさなくてもできる自主トレがちゃんとあるんです。

(じっとしているだけの期間って、精神的にもしんどいですよね…その気持ち、すごくよく分かります)

必ず主治医・理学療法士の指示範囲内で行ってくださいね。

膝を動かさず大腿四頭筋を刺激するパテラセッティング

パテラセッティングは、膝を伸ばしたまま太もも前面(大腿四頭筋)にぎゅっと力を入れ、膝裏を床やタオルに押し付ける運動です。

  • 関節を曲げ伸ばししないため、骨折部への負担が少ない
  • 固定中でも大腿四頭筋の萎縮・筋力低下を予防できる

整形外科リハビリでは標準的に行われている方法ですので、安心して取り組んでいただけると嬉しいです。

足首の運動で血流を促し血栓リスクを防ぐ

固定中は足首の運動もあわせて行っていきましょう。

足首を上下に動かすだけでも下腿の血流が促され、長期臥床に伴う血栓リスクを減らす助けになりますよ。

痛みや腫れが強い場合は無理をせず、中止して受診していただければと思います。

固定除去後は角度を守った可動域訓練で膝を回復させる

固定除去後は角度を守った可動域訓練で膝を回復させる

ギプスや装具が外れると「やっと動かせる!」と嬉しくなりますが、一気に曲げ伸ばししたくなる気持ちはグッとこらえてください。

固定期間中の膝関節は、関節包や靭帯、筋肉が長期間動かなかったことで縮み硬くなっています。これが関節拘縮です。

医師の許可範囲内で進める膝曲げのステップアップ

拘縮を改善し歩行動作を取り戻すには可動域訓練が欠かせませんが、自己判断で進めるものではありません。手術でしっかり固定できた場合と、ギプス等の保存療法の場合とでは、可動域訓練を始められる時期や許容角度が大きく異なります。ご自身の治療方法における目安は、必ず主治医・理学療法士に確認してください。

  • 主治医や理学療法士が設定した許容角度を守る
  • 自動運動や愛護的な他動運動から段階的に始める
  • 「今日はここまで」を焦らず積み重ねる

というステップが基本です。

無理な角度設定が再受傷につながる注意点

「早く治したい」という気持ちから無理な角度まで曲げてしまうと、修復途中の組織を再び傷つけたり、炎症の再燃や関節内出血を招く恐れがあります。

(焦る気持ちは分かりますが、ここで無理をすると回復がかえって遠回りになってしまうんですよね)

痛みや腫れ、熱感が強く出た場合は自主トレを中断し、必ず主治医に相談してください。

筋力とバランスを鍛える自主トレで歩行の安定を取り戻す

膝蓋骨骨折後は、太もも前面の筋力が落ちやすく、歩行が不安定になりやすいですね。

固定除去後、主治医から自主トレの許可が出たら、実用的な動きの中で筋力とバランスを鍛えていくことがおすすめです(痛みが出るほど頑張ると逆効果なので注意してください)。

スクワットやステップ運動で実用的な筋力をつける

  • 浅めのスクワット:椅子から立ち上がる動作をイメージし、無理のない角度で
  • その場ステップ運動:足踏みのように軽く体重移動を繰り返す
  • 段差昇降(低い段差から):階段動作に近い形で筋力をつける

いずれも許可された膝の角度・負荷量の範囲内で行うのが大前提です。

片脚立ちなどのバランス訓練で転倒を予防する

歩行の安定には、筋力だけでなくバランス能力も欠かせません。

  • 片脚立ち:壁や手すりに手を添えられる場所で行う
  • 継足立ち:足を前後に一直線に置いて立つ

こうした指導は現場で数多く行ってきましたが、判断の土台は基本の積み重ねだと感じています(笑)。痛みや腫れが強くなるようなら、無理せず中止して受診してください。

正座やしゃがみ動作は段階を踏めば自宅で取り戻せる

正座やしゃがみ動作は段階を踏めば自宅で取り戻せる

正座やしゃがみ動作は、膝蓋骨骨折のリハビリの中でも最終的なゴールに近い動きですね。

ただ、ここを焦って進めてしまうと痛みや腫れがぶり返してしまうこともあるので、必ず主治医・理学療法士の許可の範囲内で、段階を踏んで取り戻していくことが大切です(私自身、正座を目標に意欲的に取り組んでいた患者さんを担当した経験があります)。

深い屈曲が難しい時に無理をしないポイント

  • 痛みを我慢して無理に曲げ込まない
  • 「昨日より少し深く曲がった」程度のペースを目指す
  • 熱感・腫れが出た日は屈曲練習をお休みする

深い屈曲は膝蓋骨への負荷が大きくなる動きですので、無理は禁物という点だけは崩さないでいただけると嬉しいです。

正座が難しい場合の生活動作の代替方法

正座が難しい間は、以下のような代替方法を取り入れる視点もおすすめです。

  • 椅子やクッションに座る
  • 座椅子を活用する
  • 和式トイレを洋式に一時的に変える

「正座ができないと生活が不便」と思い込みすぎず、代替手段を上手に使いながら焦らず進めていただければと思います。

自宅リハビリで痛みが強い時は無理せず受診の判断を

自宅での可動域訓練や筋力トレーニングは、頑張れば頑張るほど回復が早まる、と思ってしまいがちですよね。

でも実際は逆で、痛みを我慢して無理に動かすことが、かえって回復の妨げになるケースがあるんです。

腫れや熱感が強い時は運動を中止するサイン

運動中や運動後に、以下のようなサインが出た場合は、自宅訓練を中止して整形外科に相談していただけると安心です。

  • 安静にしても強い痛みが続く、夜間ズキズキ痛む
  • 膝の熱感・腫れ・赤みが増している
  • 膝の引っかかり感(ロッキング)や激痛で動かせない
  • 荷重時に強い膝崩れ・ぐらつきが出る

(正直、こうした症状が出たら「様子見」ではなく即相談、というくらいの心構えでちょうど良いと感じています)

我慢して続けると回復が遅れるリスク

痛みを我慢して動かし続けると、滑膜炎の悪化や関節水症、軟部組織の再損傷を招き、結果的に関節機能の回復が遅れてしまうリスクがあります。

「これくらい平気」という自己判断は禁物ですね。少しでも不安なサインがあれば、無理せず主治医や理学療法士に確認するという姿勢を大切にしていただけると嬉しいです。

まとめ:膝蓋骨骨折の自宅リハビリ

まとめ:膝蓋骨骨折の自宅リハビリ

膝蓋骨骨折後の自宅リハビリについて、ここまでお伝えしてきましたね。

最後に大事なポイントを整理しておきたいと思います。

  • 固定除去前の膝の曲げ角度・負荷量は、必ず主治医の指示範囲内で進めること
  • 自己判断で「これくらいなら大丈夫だろう」と進めてしまうのは避けていただきたいですね
  • 正座やしゃがみ動作は、あくまで段階を踏んだ先にあるゴールとして捉えること
  • 痛み・腫れ・熱感が強いときは、自主トレを中止して受診するという判断を優先すること

(焦る気持ち、本当によく分かります…早く良くなりたいと思う分だけ、つい無理をしたくなるものですよね)

とはいえ、回復のペースは人それぞれです。

主治医や理学療法士との連携を大切にしながら、無理のないペースで進めていただけると嬉しいです。

焦らず一歩ずつ、が結局は一番の近道ではないかと感じています。

引用文献

(この記事では、特定の文献を直接引用してはいません)

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