【診断結果で『問題への没頭・ネガティブ感情タイプ』だったあなたへ】
こんにちは、PTケイです。 ストレス対処診断、ありがとうございます。
あなたの結果を見て、少し心配になりました。 もしかして今、「もっと頑張らなきゃ」「どうして私はダメなんだろう」と、頭の中で反省会を繰り返していませんか?
その真面目さは素晴らしい長所ですが、今のあなたの脳は、熱を持ったパソコンのようにオーバーヒート寸前かもしれません。
必要なのは「反省」でも「努力」でもなく、「脳のスイッチを強制的に切る技術」です。
それが、今回解説する「マインドフルネス」です。 怪しいスピリチュアルではありません。GoogleやAppleも採用している、最新の脳科学に基づいた「脳の休息法」です。
一度、思考の荷物を下ろして、深呼吸しながら読んでみてください。
今回は、Japanese Psychological Reviewに掲載された藤野正寛先生の論文を参考に、マインドフルネスの構成要素について解説します!
マインドフルネスの定義
マインドフルネスは、もともと仏教の「サティ(sati)」という言葉を英訳したものです。 サティは「記憶」を意味し、そこから「心にとどめておくこと」や「注意を向けること」といった意味に広がっていきました。

心理学では、Jon Kabat-Zinnが提唱した定義が一般的です。
- 意図的に、今この瞬間の経験に、判断することなく注意を向けること
- 意図的に、今この瞬間に、次々と生じている経験に、判断することなく注意を向けることで現れる気づき
つまり、 「今、ここ」の自分の感覚や感情、思考に、良い悪いと評価を加えずに、ただ気づいている状態 がマインドフルネスなんですね。
マインドフルネスの構成要素
研究者によって様々な定義が提案されていますが、 多くの定義に共通して含まれているのが 「注意制御」と「受容的な態度」 の2つです。
- 注意制御: 今この瞬間に生じている経験に気づくための注意のコントロール
- 受容的な態度: 気づいた経験に対して、良い悪いと判断せずに、あるがままを受け入れる

これに加えて、
- 意図: 何のためにマインドフルネスを実践するのかという目的意識
- 自分の行動に注意を向けること
- 自分の内部・外部の体験に注意を向けて気づいていること
- 自分の内部の体験を判断しないこと
- 自分の内部の感覚や感情や思考に過剰に反応しないでそのまま受け入れること
- 自分の内部の体験を適切な言葉で表現すること
といった要素も重要だと考えられています。
まとめ
マインドフルネスは、 「今、ここ」の経験に注意を向け、それをありのままに受け入れる こと。
簡単なようで、実は奥が深いマインドフルネス。 まずは、呼吸に意識を向けることから始めてみませんか?
参考文献
Fujino, M. (2021). The psychological construct and neural mechanism of equanimity in meditation. Japanese Psychological Review, 64(3), 274–294.
重要な注意事項
本記事は、マインドフルネスに関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の医学的アドバイスを提供するものではありません。
精神疾患の診断や治療については、必ず専門の医療従事者にご相談ください

