年末が近づくと、来年の手帳選びに心躍らせる方も多いのではないでしょうか。自分に合った一冊を見つけることは、新しい一年をより充実させるための大切なステップです。
この記事では、2017年に「ほぼ日手帳weeks」を使っていた筆者が、2018年用に「ジブン手帳mini」を選んだ経緯と、その活用プランについてご紹介します。手帳選びに悩んでいる方の参考になれば幸いです。
2017年の手帳遍歴:バーティカルからWeeksへ
2017年を迎える前、私は時間軸で予定やタスクを管理できる「バーティカルタイプ」のウィークリー手帳を愛用していました。しかし、主な用途が仕事のタスク管理中心になってきたことから、「もう少しコンパクトでも良いのでは?」と考え、2017年は「ほぼ日手帳weeks」に切り替えました。
ほぼ日手帳weeksを使ってみて感じたこと:
- メリット:
- コンパクトで持ち運びやすい。
- メモスペースもまずまずあり、タスク管理には十分。
- デメリット:
- 時間軸がないため、予定やタスクを時系列で把握しにくい。
- 結果的に、決まった予定と仕事のタスクリストとしての利用が中心になった。
バーティカルタイプで感じていた「1日の時間の流れを視覚的に管理できる」という利便性を、weeksでは再現しきれない部分がありました。
2018年の手帳選び:Weeks継続か、新たな出会いか
2018年の手帳を検討し始めた当初は、「特に大きな不満もないし、weeksを継続しよう」と考えていました。しかし、いざLoftへ買いに行くと、好みのデザインのweeksは売り切れ。白か黒のシンプルなものしか残っていませんでした。
この偶然をきっかけに、他の手帳にも目を向けてみることに。そこで出会ったのが「ジブン手帳」でした。
なぜ「ジブン手帳mini」を選んだのか?

店頭でジブン手帳を手に取り、その特徴を詳しく見ていくうちに、「これだ!」と感じるポイントがいくつもありました。
- バーティカルタイプの復活: やはり自分には、時間軸で1日を管理できるバーティカルタイプが合っていると再認識しました。
- 豊富なフォーマット: ウィークリーページに加え、マンスリーページやプロジェクト管理に便利なガントチャートページも備わっています。
- 効率的なレイアウト: ページ内の無駄な余白が少なく、限られたスペースに多くの情報を書き込めるように工夫されています。「ベゼル(縁)が狭いスマートフォンのよう」という印象を受けました。
- サイズ感と薄さ: サイズは以前使っていたバーティカル手帳と同程度。メモページが少ない分、weeksよりも薄く感じました。(※ジブン手帳は本来、DIARY・LIFE・IDEAの3冊セットですが、私はDIARYのみ購入。メモは別冊で管理する前提です。)
これらの点から、ジブン手帳miniは私の使い方に非常にマッチしていると感じ、購入を決めました。
2018年に手帳で実現したいこと
新しい手帳を効果的に使うために、まず「手帳に何を求めるか」を整理しました。
① 従来から行っていること
- 決まった予定(アポイントメントなど)の管理
- 仕事でその日にやるべきタスクの管理
② 2018年から新たに追加・強化したいこと
- ライフログ: 日々の行動記録を残し、生活習慣を見直す。
- 第二領域(緊急ではないが重要なこと)の管理: 勉強、運動、読書など、日々の忙しさで後回しにしがちな活動の時間を確保し、実行する。
- 週次レビューの一部: タスク管理ツール(Nozbeなど)と連携し、週の振り返りを行う。
ジブン手帳 活用プラン(予定)
これらの目標を達成するために、以下のような使い方を計画しています。
1. 色分けによる時間管理(タイムブロッキング)
あらかじめ、活動の種類ごとに時間をブロックし、視覚的に分かりやすくします。
- 青: 睡眠
- ピンク: 勉強・自己投資
- 緑: 運動
- グレー: 仕事
- 黄色: その他の予定(プライベートな用事、移動時間など)

2. 前日夜に具体的なタスクを記入
週の初めに大まかな時間ブロックを設定しておき、前日の夜に、翌日行う具体的なタスク内容を各ブロックに書き込みます。これにより、「今日何をしようか?」と悩む時間を減らし、スムーズに行動に移せるようにします。
3. ライフログの併記と振り返り
予定を書き込むだけでなく、実際に行った活動も同じ時間軸に記録(ライフログ)します。これにより、「予定通りに進んだか」「どこで予定外のことが起きたか」を簡単に振り返ることができます。
予定通りにいかないことは多々ありますが、記録と振り返りを繰り返すことで、時間の使い方や見積もりの精度を高めていけると考えています。
まとめ:新しい手帳への期待
ジブン手帳miniという新しい相棒と共に、2018年はより計画的に、そして自分の時間を大切に過ごしていきたいと考えています。もちろん、実際に使ってみて「負担が大きい」「もっと良い方法がある」と感じれば、柔軟にやり方を見直していくつもりです。
手帳選びは、まさに自分自身のライフスタイルや目標と向き合うプロセスです。この記事が、皆さんの2018年の手帳選びのヒントになれば嬉しいです。ぜひ、ご自身にぴったりの一冊を見つけて、素敵な一年を計画してください。