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理学療法士の成長を阻害する要因-新人編:BEST3-

新人 理学療法士 成長
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目次

1年目理学療法士の成長を阻害する要因ーBEST3ー:youtube動画

動画バージョン作成しました。

緊張で話が硬いかもしれませんが、恐れず聞いていただけると助かります・・・・

ディスカッション

新人A

理学療法士1年目です。4月に入職してこれから頑張っていきたいと思いますのでよろしくおねがいします。

澁澤

意欲的な1年目の理学療法士さんに向けて、先輩理学療法士としてアドバイスをするなら何か考えてみたよ。私が1年目のときに困った経験も含めて、参考になればと思います!

この記事を読んでほしい方

  • 1年目理学療法士
  • 頑張っているけど認めてもらえない
  • 勉強はしているけど上司に怒られてしまう
  • 学生時代は上手く行っていたのに仕事ができない

自分に足りない成長の阻害因子を知って優先的に改善してもらえればと思います。

結論:成長を阻害する要因BEST3

【3位】移動・移乗介助ができない

介助量の多い患者さんを任せられない
  • 経験できるケースが減る
  • 担当できないとレベルアップできない

まずは、安全に理学療法を遂行できるように最低限のリスク管理ができる必要があります

澁澤

実際私が1年目の時も、介助がなれずに苦戦した覚えがあります。患者さんの重心の位置を見ながら、どこから支えて、どう介助するか。学生時代に技術的な練習があまりできていなかったため、かなり苦戦しました。他のスタッフと練習したり協力することが苦手だったのであまり練習もできなかったのを覚えています。そのため、習得に時間がかかり、いろいろなことがゴテゴテになってしまいました。みなさんは是非対策してほしいです。やはり練習は必須です。対策は下記へ!

【2位】業務が覚えられない

全然覚えられないと成長にも影響
  • 仕事ができないと業務を任せられない
  • 仕事ができないと患者さんを任せられない
  • 職場できる業務が増えない→経験を積めない

大学時代にバイトの経験がなかったり、要領が悪い方だと、業務量の多さに苦戦することもあると思います。

場合によっては他のスタッフからの印象が悪くなる場合があります。仕事ができないと他のスタッフの負担が増えることが影響しています。

澁澤

私の場合、もともと要領が悪く、完璧主義的になりやすかったので、業務に時間がかかり遅い傾向がありました。マニュアル通りにやろうとしすぎて、一つ忘れると思考停止していた覚えがあります。そのため、合格をもらえず、業務を覚えるのに時間がかかってしまいました。振り返るとアウトプットが足らなかったかなと思います。対策は下記へ!

【1位】コミュニケーションが上手く行かない

患者さんからのクレームにつながる可能性
  • リハビリ拒否
  • 本人が一番つらい
  • 上司・同僚からの印象が悪くなる可能性
  • 信頼関係に影響
  • 指導者を困らせる
  • 指導・評価が厳しくなる可能性
  • 患者さんを任せられない

理学療法関連業務全般にコミュニケーション能力は影響するため、ほとんどの業務に悪影響を及ぼします。

患者さんだけでなく、上司・同僚とのコミュニケーションでもコミュニケーション能力は印象に大きく影響します。

澁澤

私の場合は、人見知りでコミュニケーションは苦手でした。特に上司との関係性が上手く取れず、聞きたいことが聞けず、わからないことをすべて自分で解決しようとしていました。コミュニケーションができないことで、成長に大きく影響があります。私が1年目に戻ったら知りたい対策を以下にまとめましたので是非対策を!

対策案

【3位】移動・移乗介助ができないー対策ー

同僚や先輩に付き合ってもらい早めに克服すべし

  • 技術は練習あるのみ
  • 練習の振り返り→対策(勉強・思考)→練習→振り返り→対策・・・・・を繰り返す
  • できれば上司か同僚にフィードバックをもらうことが大切

一人では練習できないので、協力を依頼することが重要です。早くなれて実際の患者さんで実施してそれを見てもらいフィードバックをもらうことができるとさらに克服が早いと思います。

【2位】業務が覚えられない

自分で業務を整理してまとめておく(カンペをつくろう)

  • メモを作る、なるべく実践するなどのアウトプットが鍵
  • 忘れると何もできないを防ぐ
  • まずは忘れてもメモを見れば実行できるレベルになる(できれば簡易的なメモ)
  • 実際に行ったら振り返りを忘れず行う(実行→振り返り→対策→実行)
  • 間違えたり忘れたところは適宜まとめに追記する

後は数をこなしアウトプットしていく、先輩にやらせてもらえるか聞くなど主体的に!

【1位】コミュニケーションが上手く行かない

テクニックを取り入れる

  • 声だけでも大きくする
  • 笑顔で接するようにする
  • 明るく元気よくを心がける
  • 真剣な態度で接する・・・・etc

メタ認知を鍛える

メタ認知とは、何かを実行している自分に頭の中で働く「もう一人の自分」と言われたり、認知についての認知といわれています。

自分の行動と患者さんの反応をメタ認知し、良い態度で患者さんと接することができているか振り返り→対策→再実行を行い、改善していくことが大切です。

まとめ

1年目で重視されるのは特に社会人基礎力と最低限のリスク管理

基本的に対策→実行→振り返り→対策→実行→振り返りと基本的なPDCAサイクルを回すことが改善に繋がります。

評価・治療技術を学びたい・頑張りたいと思う1年目の方が多いと思う方へ、上記に不安がある方はまずは優先して対策していただけると良いかと思います。

新人 理学療法士 成長

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