脳にストレスがかる原因
GTDをやりたいと思うのですが、まずは何からやったらいいでしょうか
まずは、GTDワークフローに沿って、収集のプロセスから取り掛かることからはじめてみましょう。頭の中の気になること何でもいいので上げてみましょう。
頭の中の気になることとは
『気になること』とは一体どういうものを指すでしょうか?
- 今しないといけないこと
- これからしないといけないこと
- 解決していないこと
- やることがはっきりしていないもやもやしたこと
- 漠然としたイメージ
主にこういったものが気になることをすべて吐き出す作業が収集になります。
なぜ、収集が重要か
気になることを放置すると、頭の中を占有し続けてしまう
気になることが頭の中に存在することで、無意識にそればかり考えてしまいます。これは、頭の使える要領が100あるとしたら、気になることにより30くらい消費したと仮定します。そうすると頭の使える領域は70になってしまいます。気になることが多いと40、50と消費していくため、どんどん頭の使える領域が減ってしまいます。
これは、作業机でイメージしやすいです。机の上に作業途中のものが置かれていくと、徐々に机の上の空いたスペースが少なくなります。使える領域が狭いとできることも減ってしまいますよね。
GTDの収集では、これらの気になることをすべて吐き出すことで頭の使える領域を一気に回復させる最初のプロセスでもあるのです。
収集の具体的方法
GTDでいうInboxに箇条書きやメモ風に書いていきます。私の実践意識しているポイントは以下のとおりです。
- A4用紙を横にして、思いついたものをすべて書く
- 連想したものも全部書く(仕事、プライベートは関係なし)
- タスクでなくてもOK、ここではとにかく気になるもの、こと、行動、イメージなど何でもOK
- すべてを吐き出すことが重要であり、逆に収集しなくて良いものはない
- 現実的でないものも含めて書く
- 自分の身体の気になることから始める(頭→足に向かって)
- このとき身体の部位というテーマをA4用紙に書き、連想することを箇条書して行くことでカテゴリーとしてまとまる
- 自分から少しずつ範囲を広げて考えていく(身体→身につけるもの→よくいる場所→よく行く場所→所属組織・・・など)
- 人の範囲(日本→世界など)、時間の範囲(今月→1年後など)などの観点から考える範囲を広げていく
- もれなく収集する
紙でやると書いたものから次に派生しやすいのでPCで書くより発想が生まれやすいので手書きがおすすめです。
収集をしっかりもれなく行うことで、頭の領域が回復し、かなりスッキリします。ちなみにA4に書いた気になることは次のステップで見極め→整理をしていきます。
どのくらい時間をかけて行うか
初めて行う場合は早くて1時間半、2時間以上かけて行う必要があります
言うまでもないかもしれませんが、個人差があるため一概にはいえないという前提があります。しかし、時間を決めずに取り掛かると考え込んでしまい、時間がかかってしまいますので、思いつかなくなったら次に進み、思いついたことをどんどん書いていくことが重要です。集中して取り掛かり、タイマーなどをセットして取り掛かるといいと思います。
まとめ
最初に行う収集はすべてを把握することなので時間がかかります。疲れますが、終わった後は予想以上にスッキリします。是非一度体験してみることをおすすめします。
1回目は大変ですが、そう何度も2時間かけてやる必要はないと思っています。2回目以降は最近気になることをや普段の気になることなどになるので1回目より量も減りますし、一度やっていると流れはスムーズになると思います。
是非頭の中の領域を空けて、スッキリしましょう!