2月下旬にもなりましたので、そろそろ来年度に向けて準備を始める時期になりました。今回は、年度目標の立て方について記事を書いていきます。
この記事は、以下の方に向けて書いています。
- 年間の目標を立てるといってもどう立てればよいかわからない
- 目標設定を行う際に何を注意すればよいのかわからない
- 目標に役立つ考えを知りたい
目標設定を行う時期について
いつ目標を立てるかについては、特に決まりは無いと思います。しかし、多くは年始か年度初めもしくはその前後で一年間の計画を立てることが多いかと思います。
私は、昨年より仕事の影響で年間計画が変わることが多いことから、年度はじめに計画を建てます。
年度初めに計画を建てる場合、年度終わりから計画を立て始めるわけです。なので、だいたい2月下旬くらいから少しずつ考えていることをマインドマップのメモしながら、徐々に考えていることを整理していきます。
一日で立てようとすると多くの時間がかかりますので、思いついたらメモをして、メモが貯まってから、来年度やるべきかの判断をしていくことで結果的に短時間で計画を立てることができると思います。
メモは、スマホとかでも良いです。なんでもいいので思いついたときにメモしておくことが重要です。
やりたいこと→やるかやらないかの判断
やりたいことや気になることをメモして、メモが集まったら、それぞれについてやるべきかどうかの判断を行う必要があります。
その際に、何を基準に決めるべきかが重要です。
- 自分にとってどういうメリットが有るか
- デメリットはなにか
- 達成するとどうなるか
- 達成できないとどうなるか
- 他の目標と比べて優先すべきか
- それを本当にやりたいか、やりたくないか
上記は一例ですが、これらについてメモ書きなどを行い自問自答することで、自分にとって重要な目標を探すことができると思います。メモ書きについては、ゼロ秒思考を推奨していますので気になる方は以下の記事も参考にしていただくと良いです。
目標値の設定はSMARTの法則を参考に
SMARTの法則とは
SMARTの法則とは、目標達成の精度を高めるために用いるフレームワークです。下記5つの因子を意識して目標を設定します。
Specific:「具体的、分かりやすい」
Measurable:「計測可能、数字になっている」
Achievable:「同意して、達成可能な」
Relevant:「関連性」
Time-bound:「期限が明確、今日やる」
それぞれの頭文字を取り、SMART(スマート)の法則と呼びます。
https://www.kaonavi.jp/dictionary/smart-criteria/
とのことです。
目標を実行したり、達成できたか判断する際に、曖昧な目標を立てると曖昧な結果になってしまいます。そういったことを避けることにつながると思います。
ダイエットが目標だったら、2021年12月31日までに5キロ減量するなどと期日や結果を数値化しておくことが重要になります。
エビデンスなどを用いることで達成可能性についても考慮できると思います。
理学療法における患者さんのゴールを立てるときと同じですので、双方向に役立つ情報になるかと思います。
まとめ
年間の目標を立てることについては学校で習ったり、やれといわれなければやる機会が無い方が多いと思います。今回の記事をきっかけに、今年度は、少し未来のことを考えて、計画をねって見てはいかがでしょうか。そうすることで、やりたいことが見つかったり、充実感を持って生活することができるかもしれませんので、ぜひやってみてください。