今回、学会の抄録を作成する指導を行い、文字数で感じたことを記事にしたいと思います。抄録には文字数制限というものがあります。学会によって異なりますが、割と少ない場合が多いです。報告内容に比べ伝えられる内容が限られてくるので、どこが必要な内容かよく考えて作成する必要があります。
今回はエッセンシャル思考について考えていきたいと思います。
今回の記事は以下のような方向けに書いています。
- 必要か不要かの判断をすることが難しい
- やることが多すぎてどうすればいいか困ってる
判断基準はどうやって作るべきか
よく80対20の法則のようなものが存在します。パレードの法則と呼ばれていたりします。
また99%は不要であるという場合もあります。
必要なことは全体のごく1部であるということについては、共通していると思います。
では、その中で必要なごく1部を、どう判断していけば良いでしょうか。
それは人の価値観によって変わってくることだと思います。
価値観を整理することが重要
自分にとって何が必要か考えた時に価値観を整理することが重要だと思います。
例えば自分にとって、患者様の満足度を高めることが最も重要だと考えているとします。その場合、多少時間がかかっても患者様の満足度が上がるような行動を取ることができると思います。
逆に、自分にとって、勤務時間内に帰ることが最も重要だと考えれているとします。その場合は時間内にできることを絞りきり、その中で最大の成果を挙げることが必要になります。
上記のような、例では個人の考え方について書きましたが、自分の勤めている病院や組織の考え方にも影響してくることだと思います。
そういった考え方が整理されていると、ひとつひとつの具体的な事例においても判断を下すことができると思います。
エッセンシャル思考を学びましょう
必要か不要かの判断については、上記のように考える方法があります。
とはいえ、簡単に価値観を決めたり、必要か不要かの判断をすることは難しいです。
そういった場合、参考になるのが、エッセンシャル思考です。
最初の時間で最大の成果を上げるために必要な考え方です。読むのに抵抗のある方は、漫画版も存在するので、こちらもオススメです。
ただ、多くのことをやり遂げることをあえて選ぶ場合もあります。色々なアウトプットを踏んでいくことが一番の学びになります。必要ならは行動することも選択としてはありだと思います。
まとめ
今回は必要か不要かの判断について、エッセンシャル思考を紹介させていただきました。人生の限られた時間を有意義に過ごすために、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。