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OSCEにおける事前勉強資料は不要か-会議で意見を伝える難しさ-

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以前、記事の中で、OSCEにおける新人さんが自主的に学習する方法として事前に資料か動画を作成するという案を考え、会議で上げました。しかし、その中ではなかなか意見は通りにくく、今回は却下になってしまいました。そこで、その原因について今回は整理していきたいと思います。

今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

  • OSCEの事前学習用資料が職場で受け入れられなかった理由を知りたい
  • 会議での議論の内容を知りたい
  • 会議での結論について知りたい
目次

経緯

私の病院では1ヶ月に1回グループのリーダーが所属で出された議題について、グループ員で意見を整理し、会議で発表する方法をとっています。今回、議題として、新人スタッフがOSCEを自主的に行える方法としてより良い方法を意見として上げる事になりました。そこで、以前の記事に書いたように考えを整理し、会議に臨みました。

ちなみに、事前配布資料は簡易的に入力できるようになっているので、そちらに意見を上げました。なので、詳しい配布資料などは準備することはしないことが当院では多いかと思います。

会議で伝えたことと要点

私の意見としては、一度作成することで、後の指導が少なくて済む、新人が自主的に学習して実践できるし新人スタッフとの練習も効率的に行えるとのメリットを押して行ったつもりでした。また、デメリットとしては資料作成の時間がかかること上げましたが、長期的に見たときに、上記のように指導に要す時間を削減できると伝えました。

また、資料作成することで、資料が標準レベルとなるため、それをブラッシュアップしていくことで標準レベルの引き上げができ、全体のレベルアップにつなげることができるのではないかと思います。【会議では伝えていない】

みんなの反応

グループ内で話したときと同様に、あまり良い反応ではなかったです。反論がいくつかあがったので整理すると

  • マニュアル化することで考えることをしなくなる
  • マニュアル通りにやるだけになり、患者さんの反応を見ながらできないスタッフになってしまう
  • みんなが納得のいく資料を作ることは難しいのではないか
  • リーダーと新人スタッフが話をする時間を取ることは重要なので今のままでよいのではないか
  • 臨床の見学の中で伝えられれば資料は不要なのではないか

当院において、資料作成する時間を捻出することが難しい現状があり、なるべく時間をかけない方法が良いと言うところが大きいのではないかと思います。

こう反対意見を振り返ってみると、なんとなくそうかも知れないけど、本当にそうかな?と思うことが多いです。というか、一般的に出回っている書籍にも、マニュアル化に反対するひとは多いけど、マニュアル化は悪ではなく、多くの企業でしっかりしたマニュアルを作ることを肯定していると思います。結果的に4人中3人が反対だったので、意見を通すことができませんでした。

意見を通す対策

反対意見を上げている人は、意外と反応的にその場で、思いついた意見を上げると思うので、予め反論を予測しておくことは可能なのではないかと思いました。

学会発表のときと同じで、質問されそうなことを予め考えておき、対策しておくことが今回は足りなかったと思います。メリットやデメリットは考えていましたが、会議に参加する人の特徴や思考傾向、グループでの話し合いの反応を踏まえて、反対意見が出る可能性を予測して、対策をねっておく、もしくはそれに合わせて少し意見の内容を変えることが有効なのではないかと仮設を立てました。

例えば、今回の資料作成時間に関する対策として、市販の書籍や文献があるので、それを基本的な教科書として用いるなどとすることで、だいぶ違ったのではないかと思います。

今後は、反論を想定して挑むようにしてみようと思います。また、伝え方についての書籍など読んで少し勉強してみようかなと思いました。

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