今回は、かたづけ思考という本を読み、片付けができるようになりたいと思い勉強中です。この本では、片付けは思考法であり、リーダーシップや仕事でも役立つ考え方だと記載があります。まだ、実践途中ですが、まずは基礎知識として整理と整頓の違いについてしっかり区別できるようにしていきたいと思います。
今回は、以下のような方に向けて記事を書いています。
- 整理と整頓の違いを知りたい
- 片付けが苦手
- 片付けの方法を身につけて実践していきたい
かたづけ思考の2大エッセンス
この本で最初に知ってほしいことは、整理と整頓の違いについてです。私の妻が、整理収納アドバイザーなので、整理と整頓の違いについて少し聞いていたのですが、試験に出るから重要だと思っていました。しかし、この2つをわけで考えて、分けて行っていくことが重要になるので、しっかり言葉の意味を理解しておく必要があるようです。本によると、国語と算数くらい明確な違いがあるそうです。
国語と算数って。つまり、全然違うわけですね。
減らすことを目的に『整理』する
整理とは、『厳選』すること。簡単に言うと『ものを減らす』ことです。 整理の段階では、いるものといらないものを区別して、いるものを残して、いらないものを捨てる、もしくは人に譲るなどをすることが整理です。
整理では、例えば、引き出しを整理するとなれば、引き出しのものをすべて出して、いるものといらないものに分けるところまででいれば、引き出しの中身を整理することができたと言っていいのかと思います。
整理では、いらないものを捨てられるかどうかがポイントになりそう・・・
機能性と美観向上のため『整頓』する
整頓とは、『配置』すること。その目的は機能性と美観の向上です。
- 機能性とは、モノの出し入れのしやすさ
- 美観は見た目、見栄え
機能性が上がれば、ものを探す時間が減り、時間を有効に使えます。美観が向上すれば、きれいな場所を汚したくないという心理が働いて、散らかすことに対する抑止力になります。
例えば、先程整理した引き出しの話の続きで、引き出しを整頓するとなるとどうなるか。引き出しの中身を使いやすいように配置して、機能性をあげます。そして、見た目がきれいに見えるように美観を向上します。ものの位置を決めて収納するようにすることも整頓にふくまれます。
いままで、美観については特に意識してやってきたことはないので、私は整頓は今の所あまり得意ではないなと思いました。
整理と整頓を分けて片付けを行うことの重要性
一度に2つのことを行うべきではなく、整理と整頓をわけて行うことで、かたづけの苦手意識を克服したケースが紹介されていました。
私も、今まで整理したら、すぐに整頓までやってから終わりにしていましたが、結構時間がかかり、途中で適当になったりすることが多かったように思います。
今後は、今自分がどちらをしているのかを明確にして、かたづけをやっていこうと思います。
整理と整頓を分けて少しずつ、家を片付けていってみてはいかがでしょうか。私も部屋やPC、職場の片付けを実践していく予定なので、またかたづけ記事を上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。