はじめに:新たな年の幕開けに思うこと
あけましておめでとうございます。 2018年の元旦、私はスキーで快晴のゲレンデを滑り(そして転び)、リフレッシュした気持ちで新しい年の抱負を綴っていました。当時開設1ヶ月だったこのブログを読んでくださる方への感謝と共に、「今年はより一層充実したブログに」という思いを新たにしたことを覚えています。
年末年始の休暇は、日々の喧騒から離れ、心身をリセットし、新たな気持ちでスタートを切るための貴重な時間です。そして、多くの人がそうであるように、私も「過去の振り返り」と「新年の目標設定」を行いました。この記事では、2018年当時の私の振り返りと目標を紐解きながら、そこから得られる普遍的な学びや、2025年の今を生きる私たちが自己成長を続けるためのヒントを探ってみたいと思います。
1. 過去の振り返り:失敗と試練から「次への糧」を見つけ出す力
2017年、私は職場の異動、実習生指導、初のリーダー業務など、目まぐるしい日々を送っていました。プライベートでは辛い出来事も重なり、必ずしも「充実していた」とは言えない一年だったと、当時のブログには記されています。「割と失敗やつらいことが多かった」「結果もなかなか出し切れていない」という言葉からは、当時の私の葛藤が垣間見えます。
しかし、過去の経験は、それが成功であれ失敗であれ、私たちにとって貴重な学びの宝庫です。
- 何がうまくいかなかったのか? その原因を客観的に分析することで、同じ過ちを繰り返さないための教訓が得られます。
- 何が辛かったのか? その感情と向き合うことで、自分自身の価値観やストレスへの対処法を深く理解することができます。
- 何が足りなかったのか? それを認識することで、次に何をすべきか、どんなスキルを磨くべきかが見えてきます。
2018年の私は、「2017年に出し切れなかった成果を出す」という決意を新たにしていました。皆さんも、過去の経験を単なる思い出として終わらせるのではなく、未来への羅針盤として活用してみてはいかがでしょうか。
2. 新年の目標設定:「あと一歩」を越えるための具体策
当時の私は、「いつもそれなりに頑張っているが、あと一歩で合格できなかったり、最後のちょっとで足りないことが多い」と自己分析し、「手を抜かず、もう少し自制心を発揮し、自分に厳しく」という目標を掲げていました。
目標を設定する際には、以下の点が重要になります。
- 現状の正確な自己分析: 自分の強みだけでなく、弱みや課題を客観的に把握すること。
- 具体的で達成可能な目標: 漠然としたものではなく、「何を」「いつまでに」「どの程度」達成するのかを明確にする。
- 行動レベルへの落とし込み: 目標達成のために、具体的にどのような行動をとるのかを計画する。
- 「なぜ」その目標なのかという動機付け: 目標達成の先にある自分の理想像や得られる価値を明確にすることで、モチベーションを維持しやすくなります。
「あと一歩が足りない」と感じることは、誰にでもあるかもしれません。その「一歩」を埋めるためには、具体的な行動計画と、それを継続するための強い意志(自制心)、そして時には自分を律する厳しさも必要になるのでしょう。
3. 「今、この瞬間を大切に」:効率化と充実感の両立を目指して
「今の時間を楽しむために、仕事や勉強を効率的に無駄を省き、最短でこなしていきたい」。当時の私は、時間に追われるのではなく、時間を主体的にコントロールし、日々の充実感を高めたいと考えていました。
これは、情報過多で変化の速い現代社会において、ますます重要になっている視点です。
- タスクの優先順位付け: 緊急度と重要度でタスクを整理し、本当に価値のある活動に時間を集中させる。
- 効率化ツールの活用: スケジュール管理アプリ、タスク管理ツール、情報収集ツールなどを活用し、作業効率を上げる。
- 集中できる環境づくり: 誘惑を排し、作業に没頭できる環境を整える。
- 休息の重要性: 効率的に活動するためには、質の高い休息も不可欠です。
「今を楽しむ」ためには、目の前のタスクに追われるのではなく、自ら時間をデザインし、心に余裕を持つことが大切なのかもしれません。
4. 発信することの目標:継続と進化への挑戦
ブログ運営に関しても、当時の私は具体的な目標を立てていました。
- メインブログの継続更新(第一目標)
- はてなブログProへの移行
- サブブログの立ち上げ(テーマ別まとめ、読者の役に立つ情報発信)
- 月間3000PVの達成(当時の実績は月間480PV)
「メインブログは自分の書きたいことが多くなってしまうので」という記述からは、読者への価値提供と自己表現のバランスに対する意識がうかがえます。
ブログに限らず、何かを発信し続けることは容易ではありません。しかし、目標を立て、それを公言することで、自分自身へのコミットメントが高まり、継続のモチベーションに繋がることがあります。また、当時の目標が達成できたかどうか、あるいはどのように変化したかを振り返ることは、自己成長の軌跡を確認する上で非常に有益です。(ちなみに、このブログはその後も形を変えながら継続し、多くの方に読んでいただけるようになりました。当時の目標設定が、その一助となったことは間違いありません。)
5. 目の前の大きな壁:試験合格への決意と「楽しむ」スタンス
2018年の年初、私には「認定理学療法士試験」と「BiNI認定アシスタント試験」という大きな目標が控えていました。「絶対に落としたくない」「臨床6年の集大成をここに!」という強い決意と共に、「勉強ばっかりになるのは嫌なので、遊びながら、やるときはやる的なスタンスが取れるといい」という柔軟な考えも持っていました。
大きな目標に挑戦する際には、
- 強い意志と覚悟を持つこと。
- 具体的な計画と日々の努力を怠らないこと。
- 適度な息抜きや楽しみを取り入れ、心身のバランスを保つこと。
- これまでの経験や学びを総動員し、自信を持って臨むこと。
これらが重要になります。「腕の見せ所」という言葉からは、プレッシャーを力に変えようとする前向きな姿勢が感じられます。
おわりに:2025年、新たな一歩を踏み出すあなたへ
2018年の元旦、私は様々な思いを胸に新しい年のスタートを切りました。あれから7年の月日が流れましたが、当時抱いていた「成長したい」「目標を達成したい」「今を大切にしたい」という気持ちは、形を変えながらも私の中に生き続けています。
過去の振り返りは、未来をより良く生きるための知恵を与えてくれます。そして、新たな目標設定は、私たちを前進させる原動力となります。
この記事を読んでくださった皆さんが、過去の経験を糧とし、希望に満ちた目標を掲げ、実り豊かな一年を過ごされることを心から願っています。
今年もよろしくお願いいたします。