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年度末の多忙を乗り切る!自分の「疲労サイン」を読み解き、好循環を生む改善策の見つけ方

年度末の多忙を乗り切る!自分の「疲労サイン」を読み解き、好循環を生む改善策の見つけ方
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こんばんは!2019年 3月も下旬に差し掛かり、年度末の慌ただしさがピークを迎えている頃でしょうか。皆様、いかがお過ごしですか?

私の勤務する病院でも、今はまさに年度末のまとめシーズン。様々なデータの整理や一年間の活動報告、目標管理の評価など、特に管理職の方々を中心に忙しい時期を迎えています。(私もグループリーダーとして、目標管理シートの自己評価や部下の振り返り指導など、管理系の業務が増えています…!)

それに加えて、臨床では担当患者さんが多い時期でもあり、個人的には認定理学療法士の試験勉強や、確定申告の準備も重なって、正直なところ、最近はかなり多忙な日々を送っています。

今回は、そんな忙しい日々の中で、自分の心身の状態がどのように変化し、そこからどんな「サイン」が見えてきたか、そして、どうすればこの時期をより良く乗り切れるか、自分自身の振り返りを通して考えてみたいと思います。

この振り返りが、同じように忙しい日々を送る皆さんにとって、ご自身の状態を客観的に見つめ直し、心身のバランスを保つためのヒントとなれば幸いです。

多忙な中でも「守れていた」こと:セルフケアの砦を発見!

忙しいと、つい生活の全てが乱れてしまう…と思いがちですが、今回振り返ってみて、「意外とこれは守れていたな」「この工夫は良かったな」と思えるポジティブな側面もありました。

① 睡眠時間は比較的キープ! 一番の発見は、睡眠時間を極端に削らずに済んでいたことです。もちろん、疲れて布団に入るのが遅くなってしまう日(最長で深夜1時近くまで起きていた日もありました…反省)もありましたが、基本的には「夜10時半就寝」という目標を意識できており、大崩れはしていませんでした。おかげで、日中の仕事の質を大きく落とすことなく、なんとか乗り切れていたように感じます。改めて、睡眠がいかに日中のパフォーマンスと心身の安定の土台であるかを実感しました。

② 自転車通勤で最低限の運動量を確保! 疲労が溜まると、真っ先に削ってしまうのが運動時間。早く帰宅できた日に行っていたローラー台(自転車トレーニング)も、最近は「疲れたから…」と休みがちでした。しかし、「自転車通勤」(片道約3km×往復)を続けていたおかげで、全く運動しない日、というのを避けることができていました。本格的なトレーニングに比べれば大した運動量ではありませんが、「やらないよりは、やった方がずっと良い!」。日々の小さな積み重ねが、体力維持に繋がっていたのかもしれません。

自分の「疲労バロメーター」を読み解く:行動変化から見えるサイン

忙しさや疲れが溜まってくると、無意識のうちに行動パターンが変わってくることに、今回改めて気づきました。これを「自分の疲労バロメーター」として客観的に捉えると、今の自分の状態を把握しやすくなるかもしれません。

私の「疲労サイン」警戒レベル(こんな行動が出始めたら要注意!):

  • 【レベル1:注意報】運動をサボり始める
    • 優先順位の高いトレーニング(ローラー台など)を「疲れた」を理由に休みがちになる。
  • 【レベル2:警報】自己投資時間(勉強など)を削り始める
    • 認定PT試験などの勉強時間を確保できなくなる。(ただし、GTD(タスク管理)は翌日の仕事に影響するため、最低限は死守しようとする)
  • 【レベル3:特別警報】生活の質が低下し始める
    • 食事の準備が面倒になり、冷凍パスタなど簡単なもので済ませることが増える。入浴時間も短くなる。
  • 【レベル4:避難勧告!?】無気力状態・生活リズム崩壊
    • 帰宅後、ソファに座り込んだままスマホをいじって時間が過ぎる。何もする気力が起きない。
    • 布団に入る時間が大幅に遅くなり(深夜1時以降など)、翌朝起きられない。

このように、自分の行動の変化を段階的に把握することで、「あ、今ちょっと疲れが溜まってきたな(レベル2だな)」「これはまずい、休息が必要だ(レベル4に近づいている!)」と、早めに自分の状態に気づき、対策を打つことができるのではないかと感じました。

負のループとその影響:放置するとどうなるか?

特に警戒レベル4の状態を放置してしまうと、深刻な「負のループ」に陥る危険があります。

夜更かし → 睡眠不足 → 翌朝起きられない → 朝の活動(勉強や仕事準備)ができない → 日中の集中力・効率低下 → 残業が増える → 帰宅が遅くなる → さらに疲労蓄積 → 夜更かし…

このループにはまってしまうと、体力・気力はどんどん消耗し、抜け出すのが難しくなります。

さらに、この状態は生活空間にも影響します。気力がなくなると、部屋の片付けや掃除も後回しになりがちです。「部屋の状態は、心の状態や忙しさを映す鏡」とはよく言いますが、まさにその通り。今の私の部屋も、正直なところ、かなり「荒れて」おり、早急に整理整頓が必要な状態です…。

見えてきた改善点:好循環を生むための次の一歩

この負のループを断ち切り、忙しい中でも健やかに過ごすためにはどうすれば良いか? 今回の振り返りを通して、私にとっての次なる改善ポイントは「食事」にあると気づきました。

  • 課題: 忙しくなると、食事の準備が億劫になり、質が低下したり、特に朝食を抜いてしまったりすることが多かった。
  • 改善策(アクションプラン):
    1. 「忙しい時こそ、きちんと食べる」意識を持つ: 時間がないからと食事を疎かにするのではなく、エネルギー補給と心身の健康維持のために、食事の優先順位を上げる。
    2. コンビニ等も賢く活用: 自炊にこだわらず、コンビニのサラダや総菜、栄養補助食品なども上手に取り入れて、栄養バランスを意識する。
    3. 朝食は必ず食べる: 1日の活動源となる朝食を抜かないことを徹底する。栄養不足は、集中力低下だけでなく、筋力低下や運動効果の減少にも繋がるため、軽視できない。

まずは、この「食事」という生活の土台を安定させることで、体力と気力を維持し、負のループに陥るのを防ぎたいと考えています。

まとめ:自分を観察し、小さな改善を積み重ねる力

年度末のような、誰にとっても忙しく、心身のバランスを崩しやすい時期。そんな時だからこそ、自分の心と体の変化(=疲労サイン)を客観的に観察し、「できていること(守れていること)」と「課題となっていること」を冷静に認識することが大切だと感じました。

そして、課題が見えたら、具体的な改善策を考え、行動に移していく。大きな改革である必要はありません。「朝食を抜かない」「自転車通勤を続ける」といった小さな改善の積み重ねが、忙しい時期を健やかに乗り切り、ポジティブな循環を生み出す力になるはずです。

さしあたって私のアクションプランは、「明日(せっかくの休みなので!)部屋の整理整頓をする!」です。まずは環境を整えて、心もリフレッシュしたいと思います。

皆さんも、ご自身の「疲労サイン」に気づき、忙しい中でも自分を大切にするための工夫を見つけながら、この年度末を元気に乗り切っていきましょう!

年度末の多忙を乗り切る!自分の「疲労サイン」を読み解き、好循環を生む改善策の見つけ方

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