目次
はじめに
こんばんは。5月25、26日は日本理学療法学術研修会が開催されました。群馬から車で約2時間で、一泊してしっかり勉強してきました。
私が参加したは中堅管理職向けの職場管理研修でした。
今年から全国研修会ではなく、日本理学療法学術研修会、日研となり、秋ではなく春に開催されるようになりました。また、ポイント制度も変更され、以前よりポイントがたまりやすくなりました。
中堅管理職向けの職場管理研修会の概要
今回参加したセミナーは、講義もありますが、グループワークがメインになっていました。
最初に講義を聞いて、そのあとに関連する題に対して、みんなで意見を出し合い、整理して、グループで意見をまとめるという流れになっております。
アウトプットを重視しており、非常に効率的で、生産的だったなと、セミナーの形式自体も含めて勉強になりました。
講習会の内容
- 協会が理学療法部門管理者に望むこと
- 組織の質、アウトカムについて
- 管理者として知っておきたい経営学の理論
- 経営学の視点から自分の部署を考える
- 組織の質の管理
- マネジメントとリーダーシップ
- 理想のリハビリテーション医療
- リーダーシップとフォロワーシップ
- ボスマネジメント
- リーダー、フォロワーの間における問題点
- 医療職として自律した人材育成(急性期、回復期、生活期でのシンポジウム)
- 明日から取り組める人材育成
非常に密度が濃く、考える時間も短く、長々と話している暇がないのですが、それが効率的なのかもしれません。グダグダ考えず、必要なことを短時間で話すことができました。
今回のセミナーを通して学んだこと・実践していきたいこと
アウトカムをグループ管理に導入する
→しっかり月別でデータを分析していく
アウトカムから考える指導
→具体的な治療方法を指導するのも大切だが、アウトカムが上がらない要因について指導したり、こちらでの予測との乖離があれば、改善するはずだが、改善していないなどというようなフィードバックをして指導していく
→そのためには、こちらの予後予測能力の向上が必要
患者別のアウトカムを考える
→データベースの評価とは別で、患者の改善度を反映できる指標を考え、一人ひとりアウトカムをみて分析する
人とのコミュニケーションを重視する。(名前で呼ぶ、ちょっと軽く話すなど)
- ビジョンをしっかり持って、ぶれないようにする
- ビジョンをグループで共有しベクトルをそろえる
- 忙しそうにしない
まとめ
今回管理者向けの講習会とは初めてで、ディスカッション多めなところに驚きました。
管理・教育分野の内容が楽しく、今後も深めていきたいと思えました。
実際の業務にも活かしていきたいと思います。