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統合的運動生成概念に基づく私のリハビリについての考察

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こんばんは。本日は有休になったので休みでした。ひたすら本を読んでいました。BiNIの試験範囲にもなっていますがこちらの本です。↓

 

 

昨年は試験対策で何度も何度も読んだおかけで記述試験に関しては合格ラインを超えることができました。しかし、しばらく時間も経過しており、試験前にまたしっかり復習しておかないと、忘れてしまっているところがありますので対策が必要です。

そもそもなぜBiNIをやっているのかというところもありますが、私の中では、臨床を進めるうえでの思考をどう行うかに悩んでいる時期がありました。

理学療法の範囲は非常に広く、文献をみても効果的なアプローチや評価も複数あり、クリニカルリーズニングの方法もセラピストによって異なっていたりするわけです。

そこで、一つ勉強会のコースにでて、体系的に学んでみたいと思うようになり、ネットでいろいろ調べている時期がありました。そこで調べて知ったのがBiNIでした。

 

BiNIでは普遍的なものとして統合的運動性概念というものを謳っています。統合的運動生成概念とは、われわれの身体は神経システムと連続性をもった人体構造の相互作用により感覚を取り込み、運動を出力しているものとして考えています。ここでいう身体には、精神や心理面も含めて考えています。まず、我々は力学的法則性の中に立脚しており、重力や床反力、慣性力などの外力を受けており、様々な物理現象の影響を受ける中で生活しているわけです。また、環境との相互作用やQOLに直結する運動課題に対する相互作用の影響を受けています。生きていくためにはエネルギー供給系により呼吸、循環、咀嚼・嚥下などの影響を受けており、これも運動でありリズムを持っています。また、われわれの身体は螺旋性の法則というBiNIで導き出された法則性に従っており、座位では右の肩から左の座骨、立位では、右の肩から左の足部に向かう軸上で運動が行いやすいようにできていることを踏まえています。統合的運動生成概念では、身体を個体として扱うのではなく細部まで中身を検証していくことを重視しており、バイオメカニクス神経科学を融合して運動生成について考えていくように考えていきます。

 

私の臨床では、ガイドラインエビデンスを重視視しつつ、臨床では統合的運動生成概念に基づき、BiNIの原理・原則を踏まえて、評価治療を行っていく方針で進めてきています。まだまだ、未熟で不十分な点も多いことと思いますが、経験値を稼いで、さらに質の高い理学療法について考えていこうと思います。

 

今後は、それを人に伝えることも考えて、職場でのスタッフにプラスになるようなことも必要になりそうです。一人だけやってても病院としてはちっぽけなパーツにすぎないのかなと思いますので、情報発信していきたいと思います。でも、まずは試験です。引き続き頑張ります。

 

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