理学療法学 -勉強・思考-
理学療法に関する学びや思考・スキルなどのアウトプット記事
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理学療法学
知らないと危険!膝OAを診るうえで最低限知っておきたい4つの疾患
はじめに 本日は診断上では変形性膝関節症になることもあるかもしれない、4つの疾患をトリアージしておくことを目標にします。 最初膝の疼痛があり、診断しきれないでリ... -
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股関節シリーズ10:人工骨頭・人工関節の最小侵襲術(Minimally Invasive Surgery:MIS)
はじめに MIS(Minimally Invasive Surgery)とはそもそも何か MISの概念は、できる限り皮膚の切開を少なくする手術を行うこと 小さい切開で行うことにより、関節や筋肉... -
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股関節シリーズ9:近年の人工関節置換術後患者の特徴と理学療法士の価値
はじめに 近年の人工関節患者の特徴 術後の変化 近年、術後のリハビリ期間が短縮し、術後5日~2週間程度で歩けるようになります。 これまでの認識 60歳以上になるまでTH... -
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股関節シリーズ8:大腿骨頸部骨折の分類(Garden分類)と人工関節について最高にわかりやすく整理しました
はじめに 大腿骨頸部骨折の分類(Garden分類) stege1234型非転位型非転位型転位型転位型転位の程度によって1と2、3と4は分けられる 検査者により結果がずれやすい... -
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股関節シリーズ7:骨梁構造と大腿骨転子部骨折の分類(Evansの分類)を最高にわかりやすく整理しました
はじめに 骨梁構造-解剖学- 認定理学療法士(運動器)の試験範囲です。 骨梁構造をまずは理解しましょう。 寛骨臼骨梁主圧縮骨梁主張力骨梁転子部圧縮骨梁word三角骨... -
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股関節シリーズ6:変形性股関節症の評価・治療・考察のまとめ
はじめに 変形性股関節症の評価について 変形性股関節症を評価するための評価方法があります。 JOA Hip score 日本でもっとも普及している。疼痛、可動域、歩行能力、AD... -
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股関節シリーズ5:変形性股関節症に伴う隣接関節障害-Hip spine syndrome-
変形性股関節症の隣接関節障害パート2:Hip spine syndrome 変形性股関節症の隣接関節障害についてです。昨日のCoxitis kneeに続いて本日は、Hip Spine syndromeです... -
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股関節シリーズ4:変形性股関節症に伴う隣接関節障害-Coxitis knee(コクサイティスニー)-
Coxitis kneeはなんて読むの? そもそもなんて読むのか調べるところから始まりました。勉強会の資料を見るとコキシティーズニーとふってありましたが、ネットで調べたと... -
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股関節シリーズ3:変形性股関節症の保存と手術の判断材料
二次性変形性股関節症の発生機序 二次性の変股症は、大腿骨頭と寛骨臼を覆っている関節軟骨が擦り減ってしまうことにより発症します。 臼蓋形成不全などでは、骨頭が覆... -
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股関節シリーズ2:股関節・骨盤のX線正面像から考えるアライメント評価
臼蓋形成不全の指標 CE角=①骨頭中心を通る垂線と②骨頭中心と臼蓋縁を通る線の角度 評価指標:25度以下で異常 Sharp角=③涙根下端と臼蓋縁を結ぶ線と④両側の涙根下端を...